国土交通省の国土技術政策総合研究所は6月21日、海岸の保全で共同研究者を民間から募集すると発表した。
　この官民共同研究の名称は、「海岸保全における砂袋詰め工の性能評価技術に関する研究」。海外の海岸で使われている砂袋詰め工法を日本の海岸保全でも利用可能な工法として位置付けることを目標にそのガイドライン(案)作りを官民共同で行おうというもの。
　同研究所の担当研究室は、河川研究部海岸研究室(TEL029-864-4874)で、共同研究の期間は今年9月から2012年2月末までの約1.5年。
　募集する共同研究者が主に分担する研究項目は、▽耐波耐候性等素材強度、▽施工時素材強度、▽施工法の開発。
　共同研究者の募集締め切りは、7月20日。募集についての詳細は、同研究所のホームページ(http://www.nilim.go.jp/lab/bbg/kyoudou/index.htm)に掲載。手続きに関する問い合わせは、同研究所企画部企画課(TEL029-864-4916)へ。

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