筑波大学の研究者らは6月18日、藻類の産業利用などを促進するため「藻類産業創生コンソーシアム」を結成したと発表した。
藻類は、燃料、食品、飼料・餌料、化学製品、医薬品、化粧品などの原料になる。こうした産業利用の高度化と技術開発課題の探索、情報交換などを図るため結成したもので、藻類の研究を行っている筑波大の井上勲教授(学長補佐)、渡辺信教授らをはじめ、デンソー、豊田中央研究所、出光興産など企業約40社、国立環境研究所、東京工業大学の研究者などが参加してスタートした。
連絡先は、筑波大学大学院生命環境科学研究科・渡辺信教授(TEL029-853-4301、Eメール:makoto@biol.tukuba.ac.jp)。
No.2010-23
2010年6月14日~2010年6月20日