今年度「NIMS賞」を仏教授に授与
:物質・材料研究機構

 (独)物質・材料研究機構は6月14日、2010年度の「NIMS賞」をフランスのピカルディ・ジュ―ル・ヴェルヌ大学のジャン・マリー・タラスコン教授に授与すると発表した。
 NIMSは、同機構の英名の略称。NIMS賞は、物質・材料に関する科学技術において過去10年程の間に飛躍的な進歩を成し遂げた個人やグループに授与している賞で、世界各国のトップ科学者から候補者の推薦を受け、受賞者を決めている。
 タラスコン教授の業績タイトルは、「リチウムイオン電池の容量、寿命、安全性の改善」。携帯電話、ノートパソコンなどの携帯機器に幅広く使われているリチウムイオン2次電池用の電極開発などが評価された。
 同機構は、7月12日につくば市(茨城)のつくば国際会議場で授賞式を行う。

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