(独)国立環境研究所は4月27日、北海道と沖縄を除く全国6地域の「大気汚染濃度予測図」の一般への提供を同月29日午前9時から同研究所のホームページで開始すると発表した。
この予測図は、光化学オキシダントと二酸化窒素の大気汚染濃度を、気象データ、大気汚染発生量データから全国6つの地域ごとに予測し、その予測結果を1時間ごとの汚染濃度分布予測図(メッシュ・マップ)としてパソコン画面上に視覚的に提示するというもの。
同研究所は、地域ごとの予測システムの開発に取り組み、九州、関西、中部、関東の4地域についてはすでにホームページでメッシュ・マップの提供を行っていたが、このほど中四国地域と東北地域の予測システム開発が終わり、6地域の予測が行えるようになったもの。
予測期間は、当日から翌日24時までの2日間。過去7日分の情報を見ることができる。情報の更新は、毎日1回で、午前9時に行われる。
No.2010-17
2010年4月26日~2010年5月2日