奈良時代へ誘う「平城京遷都1300年」記念企画展を開催
:国土地理院

 国土交通省国土地理院は4月20日、今年が奈良の平城京に都が移されてから1300年の節目の年であることから、これを記念して企画展「平城京遷都1300年 地図と写真でたどる風土記の時代」を4月27日から7月4日まで、つくば市(茨城)の同院内にある「地図と測量の科学館」で開催すると発表した。
 奈良時代は、西暦784年に都が長岡京(京都)に移るまでの70年余りの短い期間だったが、中央集権国家の体制が確立された時期で、この当時に制定された国の仕組みや文化遺産は現代社会にも大きな影響を残している。
 企画展では、平城京に関わる展示や、関東各地の国府や国分寺跡、「常陸国風土記」ゆかりの地などを地図や写真で紹介する。同院では、「現在に息づいている奈良時代の名残りを感じてもらえれば」といっている。
 開催時間は、午前9時半から午後4時半まで。毎週月曜日は、休館。入場は無料。問い合わせは、同院総務部広報広聴室(TEL 029-864-4528)へ。

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