人に優しい3D実現のためのガイドラインとデータベースを公開
:産業技術総合研究所/電子情報技術産業協会/快適3D基盤研究推進委員会/3Dコンソーシアム

 (独)産業技術総合研究所は4月19日、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)、快適3D基盤研究推進委員会、3Dコンソーシアム(3DC)と共同で、3D(3次元)のガイドラインとデータベースをホームページで公開することになったと発表した。
 立体映画が世界中で人気を博し、3Dテレビ受像機の販売が国内外で始まったことから、人に優しい3D実現の基盤となるガイドラインが必要になってきている。
 それに応えるため、JEITAと産総研は、快適3D基盤研究推進委員会を設置して「快適3D基盤研究推進プロジェクト」を推進していたが、3DCも加わり、このほど「3DC安全ガイドライン」と、業界別・社内向けガイドライン策定のデータベース「3D文献抄録集」が完成。それを公開すると共に、併せてJEITAの「3次元映像のガイドライン試案」も公開し、人に優しい3D普及の一助にすることにしたもの。
 同研究所、JEITA、3DCの各ホームページで4月20日から順次公開し、だれでもダウンロードできる。
 快適3D基盤研究推進委員会では、今年度内にこれらの成果をISO(国際標準化機構)に国際標準として提案する計画。

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