昨年ノーベル賞を受賞したイスラエルのヨナット女史を「特別栄誉教授」に
:高エネルギー加速器研究機構

 高エネルギー加速器研究機構は3月4日、細胞内の“タンパク質合成工場”であるリボソームの巨大な分子構造(立体構造)を決定し、その機能を解明したことで昨年ノーベル化学賞を受賞したワイツマン研究所(イスラエル)のアダ・ヨナット教授(女性)に「特別栄誉教授」の称号を授与することを決めたと発表した。
 同教授は、つくば市(茨城)にある同機構の放射光科学研究施設(フォトン・ファクトリー)を利用してリボソームの測定を繰り返し、その研究成果がノーベル賞受賞の礎になった。
 同機構が特別栄誉教授の称号を授与するのは、2008年にノーベル物理学賞を受賞した同機構の小林誠氏に次いでヨナット女史が2人目。

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