高エネルギー加速器研究機構と自然科学研究機構は8月1日、“不変”合金として知られる鉄とニッケルの合金がなぜ極低温から室温以上までの広い温度範囲でほとんど熱膨張しないのかを解明したと発表した。原子など極微の世界でみられる“量子ゆらぎ”と呼ばれる現象が原因という。室温以上での仕組みはこれまでもわかっていたが、極低温領域も含めて一体的に説明できる仕組みを解明したのは世界で初めて。精密機械向け材料だけでなく、革新的な電子材料の開発などにも貢献するものと期待される。 |
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高エネルギー加速器研究機構と自然科学研究機構は8月1日、“不変”合金として知られる鉄とニッケルの合金がなぜ極低温から室温以上までの広い温度範囲でほとんど熱膨張しないのかを解明したと発表した。原子など極微の世界でみられる“量子ゆらぎ”と呼ばれる現象が原因という。室温以上での仕組みはこれまでもわかっていたが、極低温領域も含めて一体的に説明できる仕組みを解明したのは世界で初めて。精密機械向け材料だけでなく、革新的な電子材料の開発などにも貢献するものと期待される。 |
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