探査機「はやぶさ」のシンポジウムを京都で開催
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月27日、世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機「はやぶさ」のシンポジウムを7月30日に京都の「けいはんなプラザ」で開催すると発表した。
 小惑星探査機「はやぶさ」は、イオンエンジンを使って打ち上げから約2年半後の2005年11月20日、小惑星「ITOKAWA(イトカワ)」に到着し地表の物質採取に成功、幾多の困難を乗り越え2010年6月13日、約7年間にわたる無人宇宙飛行を終え地球に帰還した。英国のギネス・ワールド・レコード社は、この偉業を認め今年の6月13日、「はやぶさ」を小惑星から物質を持ち帰った世界初の探査機として認定した。 
 今回のシンポジウムは、京都府協力のもとに開くもので、タイトルは「JAXAシンポジウム2011 in 京都―『はやぶさ』の成果と宇宙での長期滞在」。サイエンス作家の竹内薫氏がナビゲーターとなって2つのトークセッション、「『はやぶさ』が持ち帰った宝物 イトカワのチリが教えてくれるもの」と、「ガガーリンから50年 有人宇宙活動の現状と展望」を行う。入場は無料(要申し込み)。定員は850人。

 申し込みは、JAXAのホームページ(http://www.science-event.jp/jaxasympo2011/kyoto/)から。

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