水を観測する衛星の愛称を募集
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月1日、平成23年度に打ち上げる地球上の水の動きを調べる衛星の愛称を広く一般から募集すると発表した。
 この衛星の正式名称は、「第一期水循環変動観測衛星(GCOM‐W1)」。衛星に搭載する直径約2mという世界最大の回転アンテナを使って宇宙のかなたから雨や水蒸気の量、海水の温度など水についての観測を地球規模で行い、地球環境変動の研究や気象予測、漁業などに役立てるのが目的。
 JAXAは、“水の惑星”地球を調べるこの衛星に親しみを持ってもらおうと愛称を募集することにしたもの。愛称は、ヒラガナか、カタカナとし、過去に打ち上げた日本の衛星などの愛称とダブらないことが条件。応募は、インターネットかハガキで。

 インターネットのアドレスは、https://www.gcom-w1-campaign.jp/
 ハガキによる応募は、〒160-0004 新宿区四谷4-3ケイアイ四谷ビル 第一期水循環変動観測衛星愛称募集事務局へ。
 募集の締め切りは、8月31日午後5時(日本時間、ハガキの場合は同日消印有効)。
 問い合わせは、同愛称募集事務局(TEL03-5362-0236)へ。

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愛称を募集する「GCOM-W1」のイメージ図(提供:宇宙航空研究開発機構)