「きぼう」で行う社会課題解決型実験の候補4テーマを選定
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構は2月14日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で行う社会課題解決型実験のアイデアを一般から募る「アイデア提案」の選考結果を発表した。
 アイデア提案は、社会の課題解決につながる成果を宇宙実験から得ることを目指し、そのフィジビリティ・スタディ(FS)テーマを募ったもので、(独)国立健康・栄養研究所の石見佳子氏ら提案の「超高齢化社会に適用可能な機能性宇宙食の開発とその応用」など4件を選んだ。
 今後、選んだ4件について同機構と提案者が共同でFSを行い、実験実施計画と、得られる成果の活用について検討し、その検討結果をふまえて「きぼう」での実験の実施を決める。
 選ばれた残り3件のテーマ名と提案者は、次の通り。
 ▽安心、安全な暮らしを支える高品質な睡眠をはかる総合研究(提案者:日本睡眠学会など)、▽ISS滞在型・情報発信ロボット(同:(株)電通など)、▽全体位対応の節水型排泄支援装置(同:シー・エス・ピー・ジャパン(株)など)

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