(独)森林総合研究所は11月5日、同研究所の創立100周年を記念して「森林大百科事典」を刊行したと発表した。
同研究所の約300人の研究者が中心となって森林、林業、木材に関する研究成果などを総合的に取りまとめたもので、出版社は朝倉書店。
内容は、森林の成り立ち、水と土の保全、森林と気象、森林における微生物の働き、野生動物の保全と共存、樹木のバイオテクノロジー、キノコとその有効利用、森林の造成、木材の性質、森林バイオマスの利用などで、森林機能の解明を中心に林業の経営にまで及んでいる。B5版で644ページの作り。定価は、26,250円(税込み)。
No.2009-44
2009年11月2日~2009年11月8日