(独)産業技術総合研究所は11月6日、革新的な新製品の性能を同研究所との共同研究を通じて実証する「中小企業等製品性能評価事業」の今年度の共同研究先を決定したと発表した。
この事業は、別名「折り紙付き事業」と呼ばれ、研究開発型の中小・ベンチャー企業などが開発した革新的な製品や技術について、同研究所が共同研究を通じてその実証を行って性能や信頼性に“折り紙”を付け、企業化を側面からサポートする制度。
今回は、公募期間中(8月10日~9月10日)に81件の応募があり、外部審査委員による1次・2次の2回の審査を経て共同研究先として39社を選んだ。
その中には、インパクトワールド(株)の「手術室で使用する麻酔ガスの分解装置開発」、(株)志成データムの「家庭用動脈硬化度計測機器の研究開発」、ソルピー工業(株)の「500ºC級・耐熱発泡ポリイミドの開発」などが含まれている。
No.2009-44
2009年11月2日~2009年11月8日