温室効果ガス観測衛星「いぶき」の開発で「地球環境技術賞」を受賞
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月20日、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の開発と打ち上げで「第19回日経地球環境技術賞」を受賞したと発表した。
 地球温暖化を招く大気中の二酸化炭素(CO2)やメタンなどの温室効果ガスの濃度分布は、観測点の数がまだ少なく、多くの地域が未観測のまま残されている。この問題を解決しようと今年1月、同機構が打ち上げたのが「いぶき」で、宇宙から地球全域の温室効果ガス観測を目指している。
 「いぶき」は、すでに世界中の研究者に観測データの提供を開始しており、その開発から利用までの成果が評価され、受賞に結びついた。

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