学術誌「シンセシオロジー」第6号を発行:産業技術総合研究所

 (独)産業技術総合研究所は6月25日、研究開発の成果を紹介する学術誌「シンセシオロジー」の第6号を発行したと発表した。
 シンセシオロジーとは、統合や構成を意味する「synthesis」と、学を意味する「-logy」をつなげたもので、訳語は「構成学」。研究開発の成果がより効果的に社会や産業界で使われるようにと、同研究所内に「シンセシオロジー編集委員会」を設けて2008年1月に創刊、研究開発の成果を社会に活かすためには何を行えばよいかについての論文を掲載している。
 今回の内容は、「安心・安全な次世代モビリティーを目指して」、「部材の軽量化による輸送機器の省エネ化」、「高感度分子吸着検出センサー」、「PAN系炭素繊維のイノベーションモデル」ほか。
 購読・発送は、無料。問い合わせは、シンセシオロジー編集委員会事務局(TEL 029-862-6217)へ。
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