日本実験棟「きぼう」への最後の機材打ち上げ予定を発表
:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構は4月15日、国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けを進めている日本実験棟「きぼう」への最後の機材打ち上げ予定を発表した。
 それによると、NASA(米航空宇宙局)が6月13日(日本時間)に打ち上げるスペースシャトル「エンデバー」を使って行われ、「往」で最後の機材を運び、「復」で3月16日に宇宙へ旅立った若田さんが帰ってくる。
 ISSへの「きぼう」の取り付けが開始されたのは2008年3月。「きぼう」には、地上と同じ1気圧の空気が保たれる「船内実験室」と、宇宙空間の高真空を利用して各種の実験を行う「船外実験プラットフォーム」の2つの実験スペースを設ける計画で、その内の船内実験室はすでに取り付け済みで若田さんが使っている。
 今回、「エンデバー」で運ぶのは、残りの船外実験プラットフォームで、これによって「きぼう」の全ての構成要素の取り付けが完了する。

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