(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月5日、宇宙実験棟「きぼう」の船内実験室打ち上げにあたった運用管制チームがNASA(米航空宇宙局)から表彰を受けたと発表した。
船内実験室は、NASAのスペースシャトル「ディスカバリー号」で6月1日(日本時間)に打ち上げられ、地球の周りを回るISS(国際宇宙ステーション)に取り付けられた。その打ち上げ時の功績が評価された。JAXAの「きぼう」運用管制チームは、50人以上の運用管制員で構成され、「きぼう」運用時には搭載されている機器や実験装置の作動状態の監視、制御コマンドの送信、宇宙飛行士との交信、各国管制センターとの連絡などを3交代24時間体制で担当することになっている。
同運用管制チームは、3月11日に行われた「きぼう」の船内保管室打ち上げでもNASAから表彰されており、今度が2回目。
No.2008-31
2008年8月11日~2008年8月17日