めったに咲くことのないランとして知られる「バケツラン」が国立科学博物館筑波実験植物園で開花し、1月初めから一般に公開された。
花びらがバケツに似ていることから付けられた名で、学名を「コリアンテス属」と言い、熱帯の中南米に自生する。ランの中でも特に変わった花の形をしていて、ダーウィンを始め多くの研究者が受粉の仕組みを研究してきたことでも知られる。
花の寿命が短いこともあって、これまで日本ではほとんどこの花を見る機会がなかったが、同園では数株が花を付け、1月3日から開花し始めた。
No.2008-1
2008年1月7日~2008年1月13日