(独)産業技術総合研究所は12月6日、サービス産業の生産性向上に関する取り組みを進めるため牛尾治朗・ウシオ電機会長が代表幹事を務める「サービス産業生産性協議会」と相互協力協定を締結したと発表した。
サービス産業は、我が国の産業の約7割を占めるが、欧米先進国に比べ生産性の低いことが指摘されている。この弱点を克服する目的で今年5月に設立されたのがサービス産業生産性協議会。
今回の協定は、「経験と勘」に頼るところが多いサービス産業に、産総研の持つIT(情報技術)や人間工学、計測技術などを活かした「科学的・工学的手法」を導入し、生産性を上げようと締結したもの。
No.2007-48
2007年12月3日~2007年12月9日