(独)宇宙航空研究開発機構は11月25日、同機構のロケット発射場の一つ、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島・肝付町)を一般に公開した。
同観測所は、1970年に我が国初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた歴史的施設として知られ、これまでに大小360機を超すロケットと23機の衛星・探査機を打ち上げてきた。
この日は、普段近づくことのできないミューロケットの発射装置(ランチャー)やその整備塔、発射管制室、指令室などが間近で見られるとあって約700人が訪れ、担当者は説明に追われた。
内の浦一帯は、小春日和の好天に恵まれ、公開に合わせて行われたマラソン大会にはおよそ1000人が参加、1~10kmのコースで健脚を競った。
No.2007-46
2007年11月19日~2007年11月25日