(財)日本自動車研究所は6月19日、つくば市(茨城)の同研究所内に新たに完成した交通事故の原因などを探るための「模擬市街路」を報道陣に公開した。
信号のある交差点や視界の悪いカーブなど実際の市街路を模擬した実験用の道路で、交通事故の予防策研究や、事故防止につながる街路の設計などに使っていく計画。歩行者に見立てたロボットを使い実際に起きた交通事故の状況を再現することもできる。
完成した模擬市街路は、車線幅3.5m、全長約1.5km。交通事故防止研究用としては国内有数の実験施設という。
No.2007-24
2007年6月18日~2007年6月24日