(独)森林総合研究所は4月2日、同月1日付けで「(独)林木育種センター」と統合したと発表した。
林木育種センターは、平成3年に林野庁所管の北海道、東北、関西、九州の育種場が統合してできた林木の新品種開発や遺伝資源の収集・保存・配布などを主業務とする研究機関。最近は、DNA(デオキシリボ核酸)技術などを活用した先端的な林木育種技術の開発に力を入れている。
一方、森林総合研究所は、日本最大の森林・林業・木材産業に関する総合研究機関。今回の統合で総人員803人、内研究職員497人の組織になった。本所は、これまで通り「茨城県つくば市松の里1」。平成19年度の予算は、約120億円。
No.2007-14
2007年4月2日~2007年4月8日