(独)産業技術総合研究所は4月3日、バイオインフォマティクス(生命情報工学)を活用して創薬支援を中心とした産業技術開発を行うため、東京都内にある同研究所・臨海副都心センター(江東区青海2-41)に4月1日付けで「生命情報工学研究センター」を設立したと発表した。
生命情報工学研究センターは、これまで臨海副都心センターを中心に進めてきたコンピューターを用いたゲノム情報解析やタンパク質立体構造予測などバイオインフォマティクスの研究を継承し、創薬の分子設計や副作用予測などを効率よく行える創薬支援など、より実用的な技術の研究開発を目指すことにしている。
また、臨海副都心センターで推進してきた産学官連携による企業や大学との共同研究をさらに発展させるとともに、人材の養成や拡充にも取り組んでいく。
No.2007-14
2007年4月2日~2007年4月8日