(独)宇宙航空研究開発機構は3月28日、宇宙に応用できる新規なロボット技術を発掘するため「宇宙ロボットフォーラム」を立ち上げ、国内のロボット研究者・技術者に対し参加登録の呼びかけを開始したと発表した。
米国をはじめ先進各国から月探査などの計画が発表され、宇宙活動は新たな段階に入ろうとしている。同機構も2025年までの長期ビジョン「JAXA2025」を発表しているが、月面探査、惑星探査、有人宇宙活動などではロボット技術がキー技術(カギになる技術)になるとして世界最高水準にある日本のロボット技術を応用すべく産学官連携に力を入れている。
「宇宙ロボットフォーラム」は、企業、大学、研究機関などでロボットに関わっている研究者・技術者に広く参加を求め、情報交換や技術交流を行おうというもの。参加登録すると「宇宙ロボットフォーラム」の開催日時などの関連情報が随時Eメールなどで届けられる。参加登録は、FAX(029-868-5970)かEメール(rbt-forum@jaxa.jp)で。
No.2007-13
2007年3月26日~2007年4月1日