防災科研が施設を一般公開

 (国)防災科学技術研究所は4月24日午前10時~午後4時、つくば市(茨城)天王台の同研究所施設を一般公開する。科学技術週間に因む公開で、「ぼうさいミュージアム~そのときに備えて~」をテーマに、「東日本大震災から5年」、「平成27年9月の関東・東北豪雨における支援・研究事例」などの展示が行われる。また、噴火実験や竜巻・台風の観察、ペットボトルで地震計作り、大型の耐震実験施設の見学などのほか、1時間当たり300mmという豪雨を降らすことのできる大型降雨実験施設での豪雨体験(参加希望者は雨具持参)など、実験・工作・体験・展示・講演などのイベントが用意されている。入場は無料。TXつくば駅(つくばセンター)から無料循環バスが運行される。問い合わせは、同研究所アウトリーチグループ(TEL029-863-7783)へ。

 また、4月22日午後1時~同4時、23日午前10時~午後3時、長岡市(新潟)栖吉町の防災科学技術研究所雪氷防災研究センターの一般公開を行う。「雪を知り、防災に活かす」をテーマに、雪と氷の防災研究の成果の展示や実験のほか、低温室内の見学もできる(希望者は防寒着を用意)。問い合わせは、同センター(TEL0258-35-7520)へ。