農研機構と農環研が研究施設を夏休み公開

 (国)農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構の本部、中央農業総合研究センター、作物研究所、野菜茶業研究所)は7月25日午前9時30分~午後4時、つくば市(茨城)観音台の食と農の科学館周辺で夏休みの施設公開を行う。「きて、みて、さわって、つくって、たべよう!」をテーマに、小中学生に食と農のおもしろさを知ってもらおうと、体験イベントや展示・見学、クイズやゲームなどのイベントを用意している。体験イベントでは、簡易空撮気球やわらじ作りの体験、石臼挽き体験などが楽しめる。農業機械の展示や新品種の小麦粉を使ったピザ作りやウメのジュースの試飲などもできる。問い合わせは、農研機構連携広報センター(TEL029-838-8980)へ。

 また、この日は、近くの(国)農業環境技術研究所(農環研)も同時間帯に夏休み公開を行っている。プラスチック封入標本作りや土と草木で布を染めたり、活性炭を使って水をきれいにしたりする体験イベントのほか、身近な昆虫やミクロの世界の観察などが楽しめる。農研機構ともに、入場は無料。食と農の科学館と農環研との間は無料連絡バスが運行している。問い合わせは、農環研広報情報室(TEL029-838-8191)へ。