(独)防災科学技術研究所は2月24日正午から、東京・外神田(千代田区)の「秋葉原UDX 4F NEXT-1」で、研究機関、学校施設管理者、メーカー関係者などを対象にした「学校施設における大空間建築物の実験研究 成果発表会~実大実験より明らかになった大規模空間吊り天井の脱落被害メカニズム~」を開催する。東日本大震災で相次いだ学校の体育館などの吊り天井の脱落被害を受けて、兵庫県三木市にある同研究所兵庫耐震工学研究センターの実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を使って行った脱落実験などの研究成果をまとめ、原因や課題などを発表する。発表は、▽第1部プロジェクト概要と体育館の地震時挙動、▽第2部天井の脱落被害メカニズム、▽第3部成果の展開に向けて、の3部構成。同研究所や民間企業などの研究成果が報告される。参加は無料。定員は100人。事前申し込みが必要で、タイトルを「成果発表会申し込み」とし、①氏名、②所属・役職、③連絡先住所・電話番号・FAX・E-Mailなどを記載し、Eメールで申し込み。2月19日締め切り、先着順。問い合わせは、同研究所兵庫耐震工学研究センター(TEL0794-85-8211)へ。
No.2015-4
2015年1月26日~2015年2月1日