国土交通省と同省の国土技術政策総合研究所は11月10日、平成27年度から取り組む「道路政策の質の向上に資する技術研究開発」の研究テーマを募集すると発表した。
同省は、「学」の知恵と「産」の技術を幅広い範囲で融合して道路政策の質を向上させようと新道路技術会議(委員長・石田東生筑波大大学院教授)を設けている。今回の研究テーマ募集は、このほど開かれた同会議の「第25回新道路技術会議」で決まったもの。
研究期間は、平成27年度から3年間以内で、次の4タイプの研究を公募する。
▽タイプⅠ(政策実現型):現在の道路行政の重点課題の解決に役立つ研究
▽タイプⅡ(技術ブレークスルー型):技術的課題の画期的な解決を目指す研究
▽タイプⅢ(新政策領域創造型):道路行政の新たな政策領域を提案する研究
▽タイプⅣ(特定課題対応型):社会的なニーズなどを踏まえた特定の政策課題に対応した研究
応募の締め切りは、12月11日(必着)。提出先は、同省道路局国道・防災課(〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3)。問い合わせは、同課(TEL03-5253-8493)か、国土技術政策総合研究所(TEL029-864-2606)へ。