12カ国の研究者21人に1年間の「国際地震工学研修」を実施
:建築研究所

 (独)建築研究所は10月1日、つくば市(茨城)の同研究所に12カ国から21人の研究者や技術者を迎え10月3日から1年間の「国際地震工学研修」を実施すると発表した。
 この地震工学研修は、同研究所が国際協力機構(JICA)、政策研究大学院大学などの協力を得て開発途上国の若い研究者や技術者に対し1960年から行なっている国際協力事業。今回の21人を加え、1960年からの受け入れ国数と延べ人数は、81カ国1,099人になるという。
 21人の研修生は、11月に東日本大震災の被災地を訪れて被害の状況や復興について学び、来年4月には復興がほぼ完了した阪神・淡路大震災の地を訪れ教訓を得る予定。
 12の国名と、それぞれの参加人数は、次の通り。
▽インドネシア:4人▽バングラデシュ:2人▽ミャンマー:2人▽ニカラグア:2人▽パキスタン:2人▽ペルー:2人▽トルコ:2人▽アルジェリア:1人▽アルメニア:1人▽エルサルバトル:1人▽ネパール:1人▽ベネズエラ:1人

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