国土地理院が「第42回国土地理院報告会」を開催

 国土交通省の国土地理院は6月7日、東京・千代田区の日経ホールで研究成果をまとめた「第42回国土地理院報告会」を開催する。午前10時~午後4時の予定。
 今回の報告会は、「G空間社会(地理空間情報高度活用社会)の実現に向けて」をテーマに開催、「G空間社会の地図と著作権」と題して一橋大学大学院の井上由里子教授が特別講演。GNSS(全地球航法衛星システム)に関して、▽公共測量作業規定の準則の一部改正▽スマート・サーベイ・プロジェクト(SSP)の取り組み―GNSSを活用した測量業務の効率化▽マルチGNSS測量の実現に向けて―複数の衛星系を組み合わせる技術の開発―ほかの研究報告が行われる。また、GIS(地理情報システム)に関して、▽地理空間情報ライブラリーの公開―地理空間情報の共有・見える化への取り組み▽国土の基本的な地理空間情報の刊行―数値地図(国土基本情報)・電子地図25000-ほかが行われる。参加は無料。定員600人。事前登録制。EメールかFAXで所属団体名(ふりがな)・参加者氏名(ふりがな)・連絡先電話番号・Eメールアドレス(FAXの場合はFAX番号)を記載して受け付けメールアドレス(houkokukai@gsi.go.jp)か、受け付けFAX(029-864-1658)へ。問い合わせは、国土地理院企画調整課(TEL029-864-4584)へ。