つくば市(茨城)と(独)理化学研究所筑波研究所(同・つくば市)は2月16日、つくば市役所で相互協力の促進に関する基本協定を締結した。
理研筑波研究所のバイオリソースセンターは、わが国のバイオリソース(生物遺伝資源)の中核的機関として知られ、医学や生物学の実験・研究に必要な各種のバイオリソースを保有し、その提供を行っている。
今回の基本協定は、両者の連携を深めて情報の共有化を一層図り、安全の確保に努めようと締結したもので、有効期間を2013年3月末とし、以後自動延長して継続する。
理研筑波研究所は、これまでも周辺住民を対象にした事業説明会を毎年開催して同研究所の現況、その時々の研究トピックス、安全管理状況などを報告しているが、今回の協定を機に市が主催する市民講座や市内の小中学校の授業に講師を派遣するなどの“草の根活動”にも力を入れていくことを検討している。
No.2012-7
2012年2月13日~2012年2月19日