(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月13日、回収した小惑星探査機「はやぶさ」カプセルの特別公開を鹿児島県などと共催で12月4、5の両日、同探査機打ち上げの地、同機構鹿児島宇宙センター内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町南方1791-13)で行うと発表した。
「はやぶさ」は、2003年5月9日に内之浦宇宙空間観測所から「M-V(ミュー・ファイブ)」ロケットで打ち上げられ、目的の小惑星「イトカワ」に到着し、今年の6月13日に地球へ帰還、本体は大気圏内で燃え尽きたが、搭載するカプセルをオーストラリアの砂漠に落下させ、回収することに成功した。
公開するのは、その回収したカプセルの本体部分をはじめ、搭載電子機器部、パラシュート、大気圏再突入時にカプセルを加熱から守ったヒートシールド、など。
入場は無料。
No.2010-40
2010年10月11日~2010年10月17日