(独)農業生物資源研究所は7月23日、9つのポストの「パーマネント研究員」を公募することになったと発表した。
パーマネント研究員は、任期がなく、同研究所の定年である60歳まで勤務できる常勤職。同研究所では、「農業生物の基礎的な生命科学の研究開発を推進するため、優秀で意欲のある研究者を国内外から広く募集したい」としている。
公募するのは、同研究所の▽QTLゲノム育種研究センター、▽遺伝子組換え作物開発センター、▽植物科学研究領域 耐病性研究ユニット、▽同領域 植物・微生物間相互作用研究ユニット、▽同領域 遺伝子組換え技術研究ユニット、▽遺伝子組換えカイコ研究センター、▽昆虫科学研究領域 制御剤標的遺伝子研究ユニット、▽同領域 昆虫・微生物間相互作用研究ユニット、▽遺伝子組換え家畜研究センター、の9ポスト。
応募できるのは、9ポスト共、大学卒業後の研究経験が大学院も含めて原則10年以上で、同研究所の「研究職員3級相当」の研究者。複数のポストへの応募もできる。また、公募ポストの経験は十分なくても、異分野で十分な研究実績があれば応募を受け付けるという。
応募の締め切りは、9月22日。採用予定日は、平成23年4月1日。
選考は、書類審査の後、11月上旬に面接試験を行い、「研究業績、意欲・能力などを総合的に判断して決める」としている。
問い合わせは、同研究所研究職員選考審査委員会事務局(TEL029-838-7403)へ。
No.2010-28
2010年7月19日~2010年7月25日