高エネ研が北大と連携協力協定を締結

 高エネルギー加速器研究機構と北海道大学は6月29日、連携協力協定を結ぶことになったと発表、7月1日に札幌市(北海道)の北大で協定に調印した。
 北大には、日本で唯一の触媒化学専門の研究所「北海道大学触媒化学研究センター」があり、同センターと高エネ研の巨大加速器施設とが結びつくことで触媒研究の新たな発展が期待される。
 北大は、加速器を利用した新しい研究プロジェクトの展開を目指し小型加速器の検討を進めてきたが、今後は医療や量子線研究などに使う小型加速器建設に向け高エネ研と共同研究に入る。
 連携協力協定の期間は、平成25年3月末まで。この間に▽放射光用新規材料の開発、▽環境触媒の解析、▽素粒子理論と実験、▽小型加速器、などの分野で共同研究を行う。

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