平成22年度の遺伝子組み換えイネ栽培実験計画を発表
:作物研究所

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構の作物研究所は3月19日、平成22年度の「遺伝子組み換えイネ栽培実験計画」を発表した。
 それによると、平成22年度は、アミノ酸の一種「トリプトファン」の含有量を遺伝子組み換え技術によって高めた飼料用のイネを、つくば市(茨城)の同研究所内に設けてある隔離ほ場で栽培する。
 栽培する飼料用イネは、平成16年に同研究所の一般ほ場で栽培して得た高トリプトファン含量イネの改良型で、種子中のトリプトファンの含有量を非組み換えイネの約80倍、同100倍、同200倍に増やした3系統を栽培する。
 栽培実験は、平成23年3月まで実施し、トリプトファン含有量の測定や、生物多様性影響評価試験を行う。

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