中国人元留学生に授与した修士の学位取り消す
:筑波大学

 筑波大学は12月16日、中国国籍の元留学生に授与した修士の学位を取り消したと発表した。
 発表によると、元留学生は男性で、現在31歳。2005年から2007年まで2年間、同大学大学院システム情報工学研究科博士前期課程に在学。6人の合作という形で学位論文「米国におけるゲーミング産業分析および日本に対する導入戦略の提案」を執筆し、2007年3月23日に修士の学位を得た。
 ところが、元留学生執筆の同学位論文の内容の66%にあたる記述が盗用であることが判明、今月15日付けで学位を取り消したもので、元留学生も盗用を認めているという。
 同大学では12月15日、学長名で大学院担当教員宛に再発防止策の強化を指示した。

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