(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月14日、2013年度(平成25年度)に「H-ⅡA」ロケットで打ち上げる予定の地球観測衛星に相乗りさせる小型衛星7基を選定したと発表した。
大学や企業が研究開発した衛星に打ち上げの機会を提供しようと同機構が公募していたもので、応募した7大学の7基全てが選ばれた。
同機構が相乗りの小型衛星を公募したのは、今度が3回目。これまでに、2009年の温暖化ガス観測衛星「いぶき」と相乗りで6基、2010年の金星探査機「あかつき」と相乗りで4基それぞれ打ち上げている。
今回選定されたのは、大きさ30~50cmクラスの小型衛星3基と、同10cmクラス4基の7基。応募した大学は、次の通り。
▽30~50cmクラス小型衛星:香川大学、信州大学、帝京大学
▽10cmクラス小型衛星:鹿児島大学、大阪府立大学、多摩美術大学、筑波大学
No.2011-50
2011年12月12日~2011年12月18日