(独)土木研究所は11月17日、道路の舗装状況を効率的に評価する新技術の開発を同研究所と一緒に行う共同研究者を募集すると発表した。
研究の正式名称は、「路面性状の効率的取得技術の開発に関する研究」。共同研究の期間は、今年度から平成25年度までの3年間。募集するのは、企業か研究グループで、数社・グループ程度と共同研究する計画。
現在、道路の舗装状況の評価は、路面性状測定車で一般に行われているが、ひび割れの判定に多大な労力がいるという問題を抱えている。
今回の共同研究は、レーザーを使ったスキャニング技術や映像取得技術などを駆使して人力作業の軽減を図った新しい路面性状の効率的取得技術を開発しようというもの。
募集期間は、12月16日午後5時までで、書類審査と個別ヒアリングを行って決める。問い合わせは、同研究所企画部研究企画課(TEL029-879-6751)へ。
No.2011-46
2011年11月14日~2011年11月20日