放射線量測定器を無料で貸し出し
:つくばみらい市

 つくばみらい市(茨城)は11月17日、同市が所有する放射線量簡易測定器を12月1日から市民に無料で貸し出すことを決めたと発表した。
 同市は、筑波研究学園都市があるつくば市(同)の南に隣接、東京都心から北東約40kmの位置にある。人口は、約4万4千人で、住民の要望に応じ保有する堀場製作所製の「環境放射線モニタRadi PA-1000」を貸し出すことにしたもの。貸し出す台数は、4台で、今後増やす予定にしている。
 貸し出しは、電話で事前に予約した18歳以上の同市在住の市民や同市内の企業などに対して行い、貸し出し時間は午前9時から正午までか、午後1時から同4時までのいずれか。  
 測定は、自宅・企業などの管理地内だけで行い、測定値を同市に報告するのが条件。
 貸し出しを行うのは、来年の3月末までの年末年始(12月29日から1月3日)、祝日を除く毎日。来年4月以降については、今のところ未定といっている。
 予約は、11月28日から受け付け、「できるだけ多くの人に利用してもらいたい」と市ではいっている。問い合わせは、同市谷和原庁舎・生活環境課(TEL0297-58-2111、内線8135)へ。

つくばみらい市が無料で貸し出す「環境放射線モニタ」(提供:つくばみらい市)

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