つくば市の水田の収穫前モミ米から放射性物質検出されず
:つくば市

 つくば市(茨城)は8月15日、同市内の水田から採取した収穫前のモミ米を検査した結果、放射性ヨウ素(ヨウ素131)、放射性セシウム(セシウム134、同137)とも検出されなかったと発表した。
 茨城県は、収穫前の稲の放射性物質を調べる「予備調査」を県内13の市町村で、また収穫後の米を調べる「本調査」を全44市町村でそれぞれ実施するとしている。
 今回のつくば市の検査は、同市が県の予備調査対象地区から外れていることと、農家から早期につくば市産米の状況を知りたいとする要望があることから予備調査に代わる同市独自の事前調査として実施したもの。
 同市は、8月11日に市南部の水由からサンプルとして収穫前の早場米銘柄「あきたこまち」を採取、実際の分析は東京ニュークリア・サービス(株)(本社・東京)のつくば開発センターが担当した。
 同市は、「調査結果に改めて安心した」とコメントしている。

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