(独)農業・食品産業技術総合研究機構の動物衛生研究所は4月7日、特別研究員を1名公募すると発表した。
　同研究所は、タイの国立家畜衛生研究所(バンコク市)内に海外研究拠点「人獣感染症共同研究センター」を設置、2005年度から5カ年計画で東南アジアの鳥インフルエンザなど人畜共通の感染症の研究を行い、2010年度からは第2期の5カ年計画「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム」に入っている。
　今回募集する特別研究員は、その第2期プログラムに参加して高病原性鳥インフルエンザや豚インフルエンザなど動物インフルエンザウイルスの研究を行う。勤務地は、バンコク市の同研究センター。年に数回日本に帰国できる。雇用期間は、2012年3月31日までだが、勤務実績に応じプログラム終了までの更新がある。
　応募資格は、博士号取得者か、採用予定日前に博士号取得見込み者で、感染症の防疫・制圧に興味を持っている人。応募の締め切りは設けず、随時選考を行う。選考は、書類選考と面接。
　問い合わせは、動物衛生研究所企画管理部労務・職員管理担当(TEL029-838-7714)へ。

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