九州など3地域の光化学オキシダントと二酸化窒素の汚染濃度予測図を公開
:国立環境研究所

 (独)国立環境研究所は、中部・関西・九州地域の大気中の光化学オキシダントと二酸化窒素の詳細な汚染濃度予測図を6月1日から同研究所のホームページで公開した。
 光化学オキシダントと二酸化窒素の1時間毎の汚染濃度分布予測図(メッシュマップ)を同ホームページ内の「大気汚染予測システム」サイトに視覚的に表示したもので、試験的提供を経て来年度から本格提供を開始する。
 光化学オキシダントは、空中の窒素酸化物や炭化水素が紫外線の影響で光化学反応を起こすことによって発生し、これが滞留すると光化学スモッグになる。
 同研究所の「大気汚染予測システム」では、すでに東アジア、日本全域と共に関東地域の光化学オキシダントと二酸化窒素の汚染濃度予測を行っており、今回これに中部など3地域をプラスしたもので、関東・中部・関西・九州各地域共5km単位で予測計算し「見える化」した予測図を見ることができる。

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