農研機構が「地球温暖化国際シンポジウム2009」を開催

 (独)農業・食品産業技術総合研究機構は、6月30日と7月1日に東京とつくば市(茨城)で「地球温暖化国際シンポジウム2009」を開催する。このシンポジウムは、公開講演会と研究セミナーで構成され、一般が対象の公開講演会は6月30日に東京・港区の品川グランドセントラルタワーで、国内外の先進的研究を紹介する研究者対象の研究セミナーは7月1日につくば市のつくば国際会議場でそれぞれ行われる。主なプログラムは、公開講演会(日英同時通訳付き)が[1]世界の農業・食糧と地球温暖化、気候変動の関連、[2]温暖化に対する土壌の役割と農地の機能、[3]現在の温暖化の影響と将来を予測する、[4]温暖化のもとでの食糧生産を支える品種と技術。研究セミナー(使用言語は英語)が[1]農地生態系における炭素循環と二酸化炭素排出緩和対策、[2]CO2濃度増大・気温上昇の作物生育への影響解析―ほか。問い合わせは、同機構果樹研究所研究管理監(TEL 029-838-6464)へ。