ポスドクの正規就業支援事業を実施:産業技術総合研究所

 (独)産業技術総合研究所は5月14日、平成21年度補正予算事業として博士号取得者(ポスドク)を活用する「若年研究人材の正規就業支援事業」を実施することになったと発表した。
 ポスドクの正規就業を促進する観点からポスドクに対して研修を行った上で、同研究所と企業との共同研究などに活用、ポスドクの正規就業を支援しようというもの。雇用予定期間は、平成22年3月末まで。採用予定は、100人程度。研修は同研究所つくばセンター(茨城・つくば市)で行われ、勤務は同研究所の各事業所や各地域センターなど。
 応募の条件は、博士号を取得後7年以内で、他と二重雇用にならず、雇用予定期間全期間にわたって従事できること。採用者の身分は、同研究所特別研究員(契約第1号職員)。
 給与は、査定による時給制で、時給2,200~2,500円。他に通勤手当を支給。勤務は、週5日の完全5日制。
 公募受付は、6月15日必着で、履歴票、自己アピール表、業績リスト、推薦書を提出する。6月末の書類審査、7月上旬の面接(必要に応じて)を経て、7月上旬以降補正予算の実施が確定次第採否を決定する。
 問い合わせは、同研究所企画本部能力開発担当(TEL 029-862-6084)へ。

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