(財)茨城県科学技術振興財団とつくばサイエンス・アカデミーは7月15日、「第5回江崎玲於奈賞」を東京工業大学大学院の高柳邦夫教授に贈ると発表した。
同賞は、国内の研究機関においてナノテクノロジー分野で世界的な評価を受ける優れた研究成果を挙げた研究者を表彰するもので、ノーベル賞受賞者の江崎玲於奈博士が審査の委員長を務めている。高柳教授には、賞状、記念品と賞金1000万円が贈られる。
高柳教授は、電子顕微鏡を使って物質の表面構造を原子レベルで解析する研究で成果を挙げ、シリコン(ケイ素)表面の原子配列を解明したことが評価された。
授賞式は、10月10日につくば国際会議場(つくば市)で行う。
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