（独）産業技術総合研究所は8月6日、静岡銀行と相互協力に関する協定を締結したと発表した。
　静岡地域の中堅・中小企業と強い結びつきを持ち、優れた情報収集能力・仲介能力を有する静岡銀行と、中堅・中小企業への研究開発成果の移転に力を入れる産総研とが連携して静岡発のイノベーション（技術革新）創出に役立とうと連携することになったもの。
　具体的には、静岡銀行が支店網や若手経営者支援組織を通じて技術的な支援を必要としている中堅・中小企業を産総研に紹介。これに応えて産総研は、技術的なアドバイスを行い、必要に応じて共同研究、受託研究、ノウハウ開示など、多方面にわたるサポートをする。
　両機関は、この協定締結により技術支援のニーズ掘り起こしから技術開発まで連続的な支援が可能になったとし、連携活動の進捗状況や成果を把握するための「連絡協議会」を共同で組織してチェック・アンド・レビューを行っていくとしている。

詳しくはこちら