(独)農業・食品産業技術総合研究機構は6月29日、「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」と「生物系産業創出のための異分野融合研究支援事業」の平成19年度新規採択課題を発表した。
この両事業は、大学、民間企業、独立行政法人などの研究者から研究課題を公募する、いわゆる競争的資金制度として実施しているもので、平成19年度は応募のあった313課題の中から「基礎研究推進事業」20課題、「異分野融合研究支援事業」12課題の計32課題が選ばれた。32課題の中には、「食品の安全性評価用超高感度ナノセンサーの開発」、「油糧酵母による国産バイオディーゼルの効率的生産技術の開発」、「低アレルゲン大豆加工食品の開発と製造・流通システムの構築」といった社会的ニーズの高い研究テーマが含まれている。
No.2007-25
2007年6月25日~2007年7月1日