宇宙実験棟「きぼう」の船内保管室が米国に到着:宇宙航空研究開発機構

 (独)宇宙航空研究開発機構は3月13日、船便で米国に向け輸送していた宇宙実験棟「きぼう」の船内保管室が3月12日、ポートカナベラル港(フロリダ州)に到着、同港に隣接するNASA(米国航空宇宙局)のケネディー宇宙センターに無事搬入されたと発表した。
 「きぼう」は、地球を回っている国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングする予定の我が国初の有人宇宙実験施設。「きぼう」は、宇宙飛行士が宇宙服を着ずに1気圧の下で各種の実験が行える「船内実験室」、実験に使う装置や材料などを貯蔵する「船内保管室」、船外実験用の「船外プラットフォーム」と「船外パレット」の“4点セット”で構成され、すでに船内実験室は平成15年5月にケネディー宇宙センターに搬入されている。
 これら4点セットは、米国のスペースシャトルで3回に分けて打ち上げられるが、そのトップバッターとして平成19年末に今回の船内保管室が打ち上げられる。

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