国土交通省は12 月13日、道路の走りやすさを表したマップ(地図)を搭載したカーナビを民間企業10社と共同開発すると発表した。
全国の道路を対象に幅員やカーブの多さ、歩道と車道の分離状況などから走りやすさをランク付けし、安全な運転に役立てることが狙い。平成20年度の実用化を目指す。同省国土技術政策総合研究所が道路構造情報データを集約し、カーナビに活用する地図情報を選択。他方、民間企業は対応カーナビやウエブ路線検索システムを開発し、走りやすさに関するサービスを提供する。高齢者などへの安全運転支援を期待している。
参加する企業は、アイシン・エイ・ダブリュ(株)、(株)デンソー、(株)トヨタマップマスター、アルパイン(株)、インクリメント・ピー(株)、(株)パスコ、(株)ケンウッド、(株)ゼンリン、住友電工システムソリューション(株)、松下電器産業(株)。
No.2006-6
2006年12月11日~2006年12月17日