(独)物質・材料研究開発機構は12月15日、同機構が支援を行う「NIMSベンチャー企業」として(株)プローブ工房(本社・東京都羽村市)を認定したと発表した。
同機構が蓄積した固体NMR(核磁気共鳴法)に関する技術を移転して製品化するのが目的。同機構の清水禎・強磁場NMRグループ長が同社の技術顧問に就任して技術的な助言などを行う。
プローブ工房は、顧客の要求に合わせた特殊仕様のプローブ(信号検出器)のメーカーで、つくば市(茨城)の物質・材料研究開発機構内に「つくば事業所」を置いて固体NMR用プローブの設計・製造を行う。
No.2006-6
2006年12月11日~2006年12月17日